このレポートは
僕が20歳まで童貞だった非モテから
美女にモテまくるまでの
『下克上エピソード』です。
<前回のあらすじ>
引っ込み思案な少年は、親の言う通りに生きるうちに自分の意見を失い、中学ではクラス全体からのいじめを受けて心を閉ざす。
高校は完全男子校で女性と接点もなく、孤独を埋めるように勉強へ没頭。
「東大に合格すれば承認される」と信じたが、受験に失敗し現実逃避に溺れる。
結局、九州の国立大学に進学するも、そこから過去を精算させられるような苦しみが始まっていく――。
【前回の記事↓】

アニオタ大学生の逆襲⁈
突然だが、
俺はアニメが大好きだ。
なぜなら、
アニメに人生を救われているから。
伝説的なアニメ
「トラブル」
が深夜放送されていた時代から
オンタイムでアニメを見ており、
これまで見た累計は、
200作品を超えるだろう。
アニメのことを語らせたら、
そこら辺の人ではわからないような
知識も持ち合わせている。
アニメの良さは、人生を学べる点だ。
主人公が問題にぶつかり、時には一人で、時には仲間と力を合わせながら問題を解決し、前に前にと進んでいく。
時には、巨大な敵に跳ね返されたり、心が折れたりしても、また新しい出会いや体験を経て、自分なりのやり方で前に進んでいく過程を見ることができるから好きだ。
そう、逃げ続けてきた僕が、これまでできなかったこと。
自分が本来求めていた理想の在り方、仲間とのコミュニケーション、自分がこれまで得られなかったものがそこに詰まっていた。
だから、無意識に、アニメの主人公に憧れを感じていたのだと思う。
ここに俺の隠れた欲求があった。
アニメには、俺の青春が詰まっている。
俺が好きだったのはCLANNAD。
一言で言うと、高校性の青春を描いた家族と絆の物語だ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
高校時代は
遊びを一切我慢して
勉強だけをやっていたので
大学に入ったら
自分のやりたいことを
心ゆくまで、思いっきりやろう!
あー、彼女とか作りたいな。
まあ、アニメでもよくあるし、環境が変われば自然と出会いもあるだろう。
サークルに入れば
男女でワイワイして
キャンプや飲み会に行って
みんなで楽しんで、、、
その流れで
酔っぱらったあの子が僕に話しかけてきて
そっと2人で抜け出す。
建物の影でコソコソ話して仲良くなり、
デートを重ねて、
3回目はオシャレなディナー。
帰り道に告白してOKをもらい、
そこでキスをする。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
大学って最高じゃねーかwww
なんて風に
当時の僕は呑気に妄想して
新しい生活にワクワクしていた。
しかし、現実は甘くなかった。
気づけば2年の月日が流れ、、、
⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈⁈
「なんでや?
2年経ったのに彼女ができる気配が一切ないぞ。
清潔感はあるはず。
勉強の成績も悪くない。
顔も普通だろ。
筋トレも始めた。
何が問題なんだ?」
この時俺は
モテに必要な“本質”を
まったく理解していなかった。
自分の何が悪いのか。
どこを直せばいいのか。
それが分からないまま
悶々とした日々を過ごしていた。
周りの男女は
いつも楽しそうに話しているのに、
僕の隣にいるのは
いつもオタク友達だけ。
青春を犠牲にしてまで勉強を頑張ったのに
女の子から話しかけられることは一度もない。
まるで全ての女子に嫌われているようで怖かった。
中学時代、女子からいじめられたあの記憶が
何度も脳裏をよぎる。
(俺、また何かやらかした?)
(実は生まれつき女子に嫌われる体質なんじゃ…)
(もう一生童貞のままなんじゃないか…)
当時の僕は本気でそう思っていたし、
将来への不安で押しつぶされそうだった。
でも、自分ひとりではもう
「何をすればいいのか」
「どうすればいいのか」
が分からなかった。
原因は努力不足でも性格でもない。
もっと根本的なところにあったのだ。
そう、僕は重度の“病気”を抱えていた。
その名も――男子校症候群。
※男子校症候群とは
思春期の3年間を男だけで過ごしたことで
女子とのコミュニケーションを忘れてしまい、
・目を合わせられない
・言葉が出てこない
・会話がしどろもどろ
・モジモジしてしまう
といった症状が出る状態のこと。
しかも俺は、アニオタで自信ゼロの非モテ童貞。
共学で女子に囲まれて青春を過ごした男とは
面構えがまったく違った。
まさに“非モテの天然記念物”。
・女の子と目を合わせて挨拶できない
・女子に話しかけられると視線を逸らす
・教室では仲の良い男以外に挨拶せず着席
・グループワークで女子がいると発言が極端に減る
・プリントを渡す時に手が触れるだけでビクッとする
女性経験ゼロによる不安に加え、
中学時代のいじめの記憶が
さらにブレーキをかけていた。
・「どうせ俺と話してもつまらないだろ」
・「イケてる男と比較されたら惨めだ」
・「また孤立するのは嫌だ」
・「変なやつ扱いされて噂になったら怖い」
必死に“興味がないフリ”を続けながら、
本当は心の奥で女の子を求めていた。
そんな時に事件は起きた。
仲良くしていた非モテアニメ同好会(と勝手に俺が名付けていた)のメンバーのうちの一人。あだ名はシャー(赤い服を好きで着ていることからガンダムのシャーアズナブルにちなんでつけられたあだ名)に彼女ができたのだ。
そいつは、俺たちがアニメの話をしている中、急に爆弾を投下してきた。
「なぁ、俺彼女できたわ。だからあまり顔出せなくなるかも。」
は?
彼女…?
ナニソレオイシイノ???
俺は驚愕した。
そいつとは夏コミにも行ったことがあるし、一緒に温泉にも入って裸のお付き合いもしたことがある奴だった。
ザワ、
ザワザワ、
ザワザワザワザワザワザワ
非モテ達に動揺が広がる。
俺も驚愕と羨ましさで空いた口が塞がらない。
ブタとあだ名で呼ばれているメンバーの一人が震える声で聞いた。
「なっ、なんでお前に彼女ができるんだよ?」
それに対してシャーはにやけた顔をし
「マッチングアプリってあるじゃん。それでアニメ好きな人と仲良くなって話してたら付き合うことになったんだ」
な、なんだってぇーー!!!
ブタ含めた一同が驚愕した。
「そ、それは邪道でござるよ!」
「俺たちの彼女を作らない協定(※作れない)はどうなったんだ」
「お前、俺たちを裏切ったな!」
「嫁は二次元だけでいいって言ってたじゃないか」
ブタ達が声高に声を上げる。
そこはもはや阿鼻叫喚の養豚場と化していた。
そんな中、僕は感動していた。
「世の中にはそんな出会い方があったのか…!なら俺でもチャンスがあるかもしれない。」
オタク達には悪いが、俺も彼女が欲しい。
シャーにできたなら、俺にだってできるはずだ。
そこから俺はこっそり「初めての彼女作り計画」を始動した。
しかし、誰かに相談する相手はいない。
モテる友人もいなければ、クラスで悩みを打ち明けられる関係もない。
(いつも、女の子たちと話して
ワイワイ遊んでるあいつらと
モテない自分とでは
何が違うんだろうか?、、、」
そう思って冷静に比べてみたとき、ある決定的な違いに気づいた。
「あれ??、、、
なんか俺ってダサくね?!?!」
<彼女持ちの男の服装はこんな感じ>
<自分&オタク友達>
会話力や性格は見えにくい。
だが、見た目――特にファッションだけは一目で差が分かる。
そう、俺と彼女持ちでは服装に明確な違いがあったのだ。
そこからYouTubeやGoogleでメンズファッションを調べ始め、
「女性がドン引きするNGファッション!」という記事に出会う。
そして衝撃を受けた。
あああぁぁぁぁっっっ!!!
このNGファッション
ほぼ全部当てはまってるじゃん!!
これはマズいいぃぃっっっ!!
今見ても恥ずかしい。
めちゃくちゃ恥ずかしい。
黒歴史すぎて死にたいwww
って感じなのですが
当時の俺は
自分のことを客観視する事が出来ておらず
何の違和感も感じていなかった。
学生時代の服装も
両親が買ってきてくれたもので
「夏は通気性がいいもの。
冬は暖かいもの。
そう、ファッションってのは
実用性こそが正義!
服なんて着れればいいんだよ!!」
なんて思っていた。
そのため、ファッションの
♢サイズ感
♢系統
は完全に無視。
例えば
♢タートルネックに襟付きを合わせる
♢チェック柄や
よく分からん柄物を着がち
などのように
めちゃくちゃなダサい着こなしをしていた。
僕がモテない原因の1つが
ファッションにある、
という事が
もっと早く分かっていたら
入学した時、
オシャレなファッションを着こなして
陽キャ軍団の輪に入れて
充実したキャンパスライフを
送れたかもしれないのに、、、
と強く後悔した。
これは
後々俺がコンサルを受けた
恋愛の師匠からも言われたのだが
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
モテないってことは
絶対に何か原因がある。
原因が無ければ
問題が起きてもスムーズに突破して
既にモテているからな。
そして
モテない人は
モテないフィルター(視点)越しで
間違った世界観のままだから
ずっと女性からモテなくなってしまう。
大事なのは
モテる人の視点(フィルター)越しに
世界を見て
まずは、自分のモテない減点ポイントを
0にすること。
モテたい!なんていうのは
それからだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と何度も口酸っぱく
言われている。
当たり前だが
勉強も、スポーツも、ビジネスも
そして
恋愛も。
結果を出すためには
既に成功してる人の
「アドバイス」「情報」
を素直に取り入れる必要がある。
なぜなら
成功者と結果を出してない自分とでは
見てる視点(フィルター)が違うから。
モテるために
既にモテている人の情報を
素直に取り入れてみる
俺はそこに気づくのが
遅すぎた。
それからは
服を買う時は、1つ1つバラバラに
洋服を買うのを辞めて
マネキン買いをするようになる。
マネキン買いをすると
通常より多少、
値段は高くなるが
お店のプロの人が選んでくれる服なら
間違いないと思っていた。
※これもこれで問題があることに後々気が付くのだが….一歩前進である。
髪型も1000円カットから
ちゃんとした美容室に行くようにした。
自分でセットするのが苦手だったので
YouTubeを見て勉強し
最初の頃は
1日4回セットの練習をしたり
美容師の方から
アドバイスをもらって
何度も何度も練習した。
すると
面白いことに
何人かの女の子が
と話しかけてくれるように
なったのだ!!!
まぁ、今思い返すと
女の子特有の
ただの社交辞令だったのだが。笑
それでも
その当時の僕は
内心、大喜び。
もう、カーニバル状態ですわ。
〜〜〜〜〜〜〜
っっしゃあぁぁ!!!
これだあぁぁ!!
とうとう、俺にも春が来たわw
〜〜〜〜〜〜〜
とめちゃくちゃ嬉しくて
学校の帰り道
顔がニヤけたのを覚えている。
そこから3ヶ月後、この俺に初めてマチアプで彼女ができるのである。
続く↓

可愛い女の子と遊べない人生に嫌気が刺した人はコチラ↓↓