このレポートは
僕が20歳まで童貞だった非モテから
マチアプで美女をゲットしまくる男になるまでの
『下克上エピソード』です。
<前回のあらすじ>
イケイケカップルに馬鹿にされたあの日から、悔しさは俺のガソリンになった。地方のマッチングアプリで数をこなし、二股、旅行、キャバ嬢、人妻――光と闇が入り混じる経験を重ねた。勝率一割でも百人と会えば十人は抱ける。そう信じて、バイトで稼ぎ、空いた時間はすべてデートに費やす。失敗も裏切りも喰らったが、挑戦すれば結果は出ることを身体で知った。だが次に欲しくなったのは、「低レベルな女からの脱却と人生そのものを変える挑戦」だった。そうして俺は上京し、投資用不動産の営業会社に飛び込む。戦場のような営業現場、天災と呼ばれる社長。過酷な環境こそが、非モテの俺を「モテる男」へと変えていく、運命のターニングポイントとなったのだった。
【前回までの記事↓】




地獄の1丁目へようこそ
「おいサムハラ!
今日の深夜2時に女連れて行くから
バー開けて待っとけ!!」
その男は、金と赤のオーラを纏っていた。
ラグビーで鍛えられた鋼の筋肉
投資用不動産特有の単発ヘア
目の奥に狂気を宿した鋭い眼光
場の空気を支配する豪快な大声
身長は165センチとそこまで高くはないが、
人を惹きつけるパワーがそこにはあった。
俺が就職した投資用不動産の社長
彼の会社との出会いが俺の人生を大きく変えるのだが、
非モテ陰キャでコミュ障の俺にとって
この日々は精神的虐待の連続だった。
株式会社パワハラ不動産の中で
必死に生き抜く俺の話をする前に、
サムハラがなぜこの会社に入ったか話そう。
大学生活での修行により
世間一般的な普通の女の子と付き合えるようになった俺だが、
自分自身の能力に限界を感じていた。
「昔に比べたら女の子には困らなくなったけど
俺はもっとかわいい子とにゃんにゃんしたいんだよなぁ~」
つい、心の本音が漏れる。
普通(非モテ)の女の子とは、
付き合ったりセックスできるようになってきたが、
ぶっちゃけブサイクなことに変わりはない。
それを補えるような要素があるはずだが、
それがわからないから
美女を口説くための何かが足りてない。
この足りないものはなんなのだろうか?
これから、人並みの生活は送れるだろう。
彼女も作れないと言う事はなくなった。
ただ、自分の理想のキラキラした世界を見ていると
皆、当たり前のように美女と付き合っている。
今、自分がそこに行けてないのは、
まだ自分に何か足りないものがあるからなはずだ。
ただ、これ以上、
自分の何をどのように改善していけばいいのか、
自分1人だけでは全くわからない。
と、日々葛藤していたのだ。
そんな時に、
たまたま参加した企業説明会で
この投資用不動産会社を見つけた。
東京でも当時1位、2位を争うイケイケの会社で、
社長だけではなく常務や営業部長も
柔らかさがありながらも、パワフルで情熱に溢れており、
一緒にいて気持ちの良い人たちだった。
何より、他のメンバーたちの顔がイキイキしていたのだ。
東京に初めて来て、山手線に乗ったときのあの感覚。
汗とワキガと口臭とアルコールの混ざった澱んだ空気、
死んだ目をした頭の禿げたおじさんたちの
悲壮感漂う負のエネルギーの溜まり場。
あそこで見た顔が、
その会社の社員には一切なかったのだ。
「おおお、俺もこんなイケてる男になりてぇぇ!!」
このように思っている俺がいた。
ここで、昔の俺だったら絶対に
「この会社、絶対ブラックそう
社員たちも歴戦の猛者のような圧があるし
なんか怖いな
こんなとこに入っても、こういう人たちとうまくやっていける気がしない… 」
と、思っていただろう。
しかし、俺は成長していた。
怖いからやめとこう….
ではなく
怖いと言う事は、自分が向き合ってこなかった証拠だ。
ここに何か自分を成長させるヒントがあるのではないか?
と、思ったのだ。
当時、僕は大分に住んでいたが、だったが、
その会社の就職説明会であったり、懇親会を受けるために、毎回大分から飛行機で東京まで行き、参加した。
親にも
あんたその会社大丈夫なの?
もっと大手の企業に入って、安定した道を歩みなさい
東京なんて行かずに、九州で仕事しなさい
と言われたが、
その制止を振り切ってまで
その会社に入るために必死になった。
1ヶ月のインターンがあった時は、
泊まる金を節約するために
出会い系を使って
八王子の女の家に居候をしていたほどだ。
この話もだいぶ脳みそぶっ飛んでると言われるが、機会があればしようと思う。
そのひた向きな姿勢が、功を奏したのか僕は、その会社の内定を勝ち取ることになる。
ただ、その喜びに浸っていたのも束の間
俺は、死にたくなるような現実を突きつけられることになる。
—-
お前このままじゃ人に嫌われるよ?
その一言で、喉の奥がきゅっと塞がった。
手のひらにじわりと汗が滲み、心臓が胸の奥で暴れる。
頭の中では言い訳が渦を巻くのに、口は動かない。
常務の視線が突き刺さるたび、呼吸のリズムが狂っていく。
ああ、これはやばい
——本気で怒らせた。
仕事ができない俺に対して、常務からの鋭い一言が飛んでくる。
なぜ俺がこうなったかと言うと、
俺が、「完璧人間」であろうとしたことが原因だった。
社会人1年目なんて、仕事を覚えるのに、必死で仕事ができなくて当たり前だ。
そう思う人は多いだろう。
俺も客観的な視点だと当たり前のようにそう思う。
ただ、この時の俺は完全にその視点が抜け落ちた、イキリ新卒だった。
実は、これも中学生の時に受けたいじめの影響で、コミュニケーションに恐怖心があったことが原因だった。
そもそも、会社に入って間もない人間は仕事を覚えるところから始まる。
新人が会社で取るべき選択は2つ
・仕事はできなくてもいいから、上司と仲良くなり、「お前は仕事できないけど、かわいいからしょうがないな」と思われて、許される側の人間に回ること。
・仕事ができないなりにも、自分のアウトプットを持っていき、コミニュケーションをとって、自分と上司の思考がどこでずれていて、自分はどうやったらその思考に近づけるのかを日々考えて努力すること。
だが、俺は完璧主義者だった。
おまけに、隠キャで、人とのコミュニケーションが苦手。
いじめの時の記憶がフラッシュバックし、相手の心の中に踏み込めないと言うトラウマを抱えていた。
そんな俺は、
自分から積極的に自己開示をするわけでもなく
飲みに誘うわけでもない。
仕事を伝えられても、「分りました」と、一丁前に返事をし、その仕事に対する造形を深めるための質問を先輩に対して全くしていなかった。
当然、そんな人間が仕事のやり方がわかるわけがない。
にも関わらず、
質問=人の時間を奪う。
これは悪だ!と思い込み
仕事も自分でなんとかするしかないと思っていた。
わからないことがあっても、「自分なんかが上司に質問をしたら時間を奪ってしまって迷惑なんじゃないか?」と言う、圧倒的、勘違いの元自分1人で何とかしようとし無駄に時間だけが過ぎる。
上司から「あれどうなってる?」と聞かれて、「実はまだ3割しか終わってなくて…」と言う始末。
当然、上司からはお前が仕事が遅いと指摘され、どんどん会社のお荷物扱いになっていっていた。
今振り返っても、自分のひどさを恥じるばかりである。
「不満そうだね?意味わかる?」
知らず知らずのうちに、不快感が
顔に出ていたようだ。
上司から矢のように鋭い言葉が俺に飛んできてさらに心に突き刺さる。
もはやオーバーキルである。
「君は、人を見抜く重要性がわかってないようだね。説明してあげよう。」
「まず君は何を売っている?」
「不動産です」
そうだ、普段商材として売っているものは不動産だ。
ただ、今日の商談相手に対して不動産を売ろうとする営業行為は間違いだ。
どういうことですか?
今日の君のセールストークと相手の発言を覚えているだろうか?相手はなぜ不動産に興味があると言っていた?
同期の友人が急に亡くなり、その友人の家族が困窮してるのを見て、自分が同じ状態になってしまったときに、自分の家族には保険や不動産を使って将来の保証を残してあげたいと思っていたからです。
そうだ。
そこに対してお前はどういう説明をした?
はい!習ったことと、利回りやメリット等についての話しました。
「だからお前は人が見えてないんだよ。
彼が求めてるのは、自分の不安の解消と安心の担保だろ?それに対してお前が相手に提示してたのは、メリットやデメリットの話。しかも、会話を無視して、自分が伝えたい言葉だけを一方的に伝えていた。そりゃ相手のお客さんは、お前の話を聞く気にはならないよな?俺が言いたいのは、セールスするってことは、相手の表面の情報を鵜呑みにすることじゃない。相手の言葉を疑い、会話の裏の意図を掴み、欲望を増大させ、都合の良い事実を信じ込ませ、行動しない理由を潰すこと。これだよ。これができるようになってやっと一人前だ!俺の言いたいことわかったか?」
頭の中で、何かが弾けた音がした。
その話を聞いた瞬間に、過去、自分が掴みそうでつかめていなかった感覚。
その最後のピースが完全にはまった。
「あ、確かに人って考え方同じじゃないよな?
言う事は、人の考え方のプロセスやパターンに応じて、こちらのプロセスも変えるべきじゃないか?
という事は、つまりそもそも、
人間の脳の考え方的に、どういった思考パターンの種類があり、その思考に基づく人間特性を踏まえ、その人間特性が過剰反応する理想のイメージや具体的な言葉、これらの知識を獲得して、頭の中で真っ白なキャンバスに自分でストーリーを描ける必要があるな。
うわ、こんなの絶対無理。無理。脳内がパンクする。
全部の情報をそもそも取得したり、勉強して頭に入れるまでに最低でも1年間はかかるやろうなぁ、
タイパもコスパも絶対に悪いし、めちゃくちゃめんどくさいやろ。
そもそも心理学とか勉強しないといけないし、コミュニケーションすら苦手なのに、人の心を動かすとかどうすればいいかわかんないし、
自分の中で知識と行動の実例が少ないから、そこをうまくつなげて、実践できるようにしていくのも難しいだろうな。
そもそも、こういう性格の人間がこういう行動をとると言う情報も全く持ってないから、そこも勉強しないといけないけど、そういった行動心理学に基づく知識の本を1から読み漁ってまとめるのめんどくさくない?
とめちゃめちゃ思いました。
ただ、一方で、
相手の感情・表情・空気感などからなる情報統合思念を、人間の言語でプログラミングのように位置から順序立てて思考プロセスを組み上げ、非言語を言語化するというある一部の能力に特化した者だけが与えられるギフトを、客観的に考構分解して一般人の俺でも再現できればめちゃくちゃ気持ちいいだろうな。
そして何より美しい。
と思っている自分がいた。
「できっこない」と諦める自分
と
「できたらめちゃめちゃいい女口説けるようになるだろうな」と未来を想像してワクワクする自分
がそこにはいた。
この時点でもうどちらを選ぶか結論は決まっている。
こういう心の戦争の勝敗は、シンプルに心に従うのが俺の趣向。
その軸は、どっちがワクワクするか?
それだけ
目の前に山と谷があったら、絶対に俺は山のほうに進むと決めている。
人ができることに価値は無い。
人ができないことの掛け合わせこそが希少性を高めていく。だから、特別になりたいのであれば、特別な人のための努力をしないといけない。
こういった考え方に基づき、俺は営業でトップを取るためにこの考え方を勉強することを決めた。
で、ある日、ふと
あれ、この考え方ってぶっちゃけ、恋愛にも使えるんじゃね?
もっと言うと、そもそもコミュニケーションって具体化すると、営業とか恋愛とか友人関係の構築とかだから、抽象概念を自分の中に取り込むと、一気に見える世界と応用できる世界が広がるんじゃね?
と言う結論にいたり、この能力を恋愛ベースで最低義し解釈をし直し、今特別なコンサル生にのみ伝授している。
正直な話、この能力を養うために、3年と400万円を費やした。
だが、この能力で、俺は5000万円を稼いだ。
なんと、お金と言う側面だけでも、10倍のリターン。
さらに、モデルやキャバ嬢、インスタグラマー、グラドルなどを口説けて、女の子の家を転々とする生活をし、家賃なんて全く払っていない完全ノマド生活を実現している。
それぐらい強力なテクニックであり人間が絶対身につけるべきセンスだと確信している。
—–
「んー、全然響かないな。やり直し!このテストに合格してないのは、君だけだから頑張ってね。」
会議室で1人残された俺は絶望していた。
俺がいたこの会社では、一人前の営業として認めてもらうために、自分がこの会社を志望した理由と言う題目で、10分間のエピソードトーク広労会を行い、それに合格しなければ営業として外に出ることが許されていなかったのだが、俺はその試験に1ヵ月落ちていた。
同期の仲間たちは全員受かり、後は俺だけと言う状況。
同期の子達は、既に新しいお客さんを獲得したり、毎日営業に精を出している。
その中で、僕だけが取り残されていると言う事実…
焦りと情けなさが胸の奥で渦を巻き、呼吸が浅くなる。
もう俺だけだという現実が、胃の底に鉛みたいに沈んでいた。
他の5人は合格してるのに、なんで俺だけこのテストに合格できないんだろう…
やっぱり自分には営業の才能なんてないんじゃないか?人を感動させるなんて無理なんじゃないか?
そんなどんよりした気持ちが、俺の心に渦巻いていた。
人との会話から逃げてきた俺にとって、普通に会話するだけでも大変なのに、さらにその上のレベルを求められるこの環境。
自分がやってこなかった課題と向き合うと言う目的で入った。この会社だが、早くも心が折れそうになっていた。
そもそも人を感動させるってどういうことだ?
人が感動するためには、どういった要素が重要なんだ?
これだけを考え、エピソードトークを作り、自分の辛い過去と照らし合わせながら原案を何十枚と作ってきた。
だが、それが全く人から評価されない。
自分だけがこの会社に必要とされていないんじゃないか?と心の中で思う位俺は疲弊していた。
今日も残業だな…
それを覚悟しながら、目の前の紙に必死に向き合っていると
「サムハラ君、今日も熱心だね。お疲れ様。」
そんな明るい声が後ろから聞こえてきた。
驚いて振り返ると
そこには俺の会社のエース
K常務が立っていた。
俺がこの会社に入るきっかけの1人であり、サラリーマンでありながら年に10億円という売り上げを叩き出す、化け物じみた営業部のエースだ。
「お疲れ様です!」と慌てて立ち上がる俺に、
K常務はニコッと笑いながら言った。
「ちょっといい?少し話そうか。」
そのまま隣の応接室に呼ばれた。
緊張で喉がカラカラになりながらも、
「すみません、なかなか受からなくて……」と話すと、
K常務は静かにうなずいてこう言った。
「君の話、悪くないんだよ。でもな、“伝わってこない”んだよ。」
その言葉が、心臓をグサッと刺した。
K常務は続けた。
「営業もプレゼンも同じ。人の心を動かすのは“言葉”じゃなく、“熱”だ。
言葉を覚えて喋ることに必死になってるけど、君自身がその言葉にどんな感情を乗せてるかが一番大事なんだよ。それで言うと、君はあまり感情が動かない。淡々としたタイプのようだから、正直言葉に熱が乗りづらいタイプ。
自分では一生懸命話してるかもしれないけど、思った以上に人が聞いたときに、淡々と話しているように聞こえてしまう。だから、通常の1.5倍位の感覚で、自分の言葉に感情を載せるようにするといいかもしれないね。」
そう言いながら、K常務は俺の隣に立ち、
「たとえば、同じ“ありがとう”でも——」
と言って、まずは無表情・無感情で淡々と言った。
「ありがとう。」
次に、笑顔で目を見て、ゆっくりトーンを下げて言った。
「ありがとう。」
たったそれだけで、同じ言葉のはずなのに、言葉がまとう“空気”がまるで別物になった。
「ほら、言葉は同じでも、全然違うだろ?」
「人を動かすのは“言葉の選び方”じゃなくて、伝え方”なんだ。」
その瞬間、胸を殴られたような衝撃が走った。
俺はずっと、努力のベクトルを間違えていたのだ。
文章を直すこと、構成を変えることばかり考えていた俺は、
一番大事な“熱”を置き去りにしていたんだ。
この感覚が開いた瞬間、ようやくわかった。
なぜ、学生時代のいじめられていた頃の俺のコミュニケーションはうまくいかなかったのか?
熱の乗らない言葉を使ったコミュニケーションをとっていたからだ。
もちろん、「ありがとう」「うれしい」「楽しい」「悲しい」
そんな言葉は使っていた。
でも、そこに――
本当の意味で“伝えたい感情”がまるで乗っていなかった。
例えるなら、空港や駅でよく流れる
「ご利用ありがとうございます」
という、1ミリも感情のない録音テープのような言葉を吐く乗務員。
あれを聞くたびに
「お前は本当にありがとうと思ってるのかよ?」
と心の中でツッコんでいたが、
あの無機質なトーンこそ、当時の自分の声だった。
感情のこもっていない言葉なんて、
どれだけ正しくても、人の心は動かせない。
だからこそ、人は
“愛嬌”や“空気を読む力”、
“相手の感情を察する力”
を巧みに駆使して
目の前の人間とコミュニケーションをとる。
これを正しく使えばいいだけだったんだ…と言う気づきは、俺のコミュニケーション能力をグンと引き上げた。
そこから、
先輩に教えていただいた情報をもとに、独自の
サムハラ愛嬌改善プログラムを組み
それを実践したところ、3ヶ月後には
前は真顔でちょっと怖かったけど、明るくなって話しやすくなったね。
と言われるようになった。
こういったことを、仕事を通して学習し、それを抽象的な観点から恋愛に生かすということを繰り返すことで、本質的なモテに対する知見が深まり、恋愛の表面的な知識に左右されない基礎力を身につけることができたのは、非常に良かった。
また、界隈にいない本物の遊び人達と触れ合うことで、その業界の流儀や遊び方を知ることができ、気持ち悪いムーブを客観的に気持ち悪いと捉えることができるようになったのも大きな成長だった。
このように、恋愛以外の要素から、恋愛に通ずるものを抜き出して、積極的に取り入れていく。
これを日々やるようにしろ。
俺自身、万象皆師という言葉を大切にしている。具体思考と抽象思考を使い分けながら、営業⇄恋愛という抽象概念の再定義化を行うことで、物事の習得スピードが飛躍的に向上する。
美女攻略は狭き門。
お金持ちなら、お金を使いまくれば出会いはあるが、出会いにお金を使うと、資産が全く残らずに無駄金を吐き出すだけになる。
だからこそ、お金は最低限にして、オスとしての魅力で勝負できる男になるために、投資をしていくことが重要になる。
色々とバグってる会社だったが
・オールで飲み→ボーリング→シュミレーションゴルフ→コリドー街でナンパ
・サーフィン→BBQ→カラオケで打ち上げ
・所有物件の屋上で隅田川の花火大会鑑賞→浅草飲み→ベロベロな状態で出社
・上司とクラブに行って、捕まえた女の子から逃げられて失笑される
・銀座のホコ天をジャックしてお客様のサプライズプロポーズ大作戦を企画
・お客様の夜逃げの手伝い
・プロサッカー選手を招いてのフットサル大会
・クラブを貸し切って200人ぐらい人を読んで社長の誕生日パーティー
・クルージングパーティーでシャンパンを頭から浴びて海に飛び込む
・ゴルフ場を貸し切って、とんねるずのスポーツ王のセットを再現し、ゴルフボールキャッチで池に飛び込む→ホールインワンが出るまでコカボムのショットを飲む無限地獄ホールインワン大会
など、普通の世界では考えられないような体験をさせてもらえて、価値観が大きく広がった。
そういった意味でめちゃめちゃこの会社には感謝している。
自分1人では出来ないことをやる環境に飛び込み、瞬間的な嫌だなぁという感情に耐えながらもその場を楽しむことで、自分の人生を高めていく。
何事も、自分の基準を高めるためには「嫌だな」を超える必要があるが、それを積み重ねることで自分の基準が上がって、普通が非日常になる世界線を体験することができた。
だからあなたも、成長したいなら、漠然と嫌だなぁと思う事に挑戦する事。
その先に自分がこれまで入ることが許されなかった、欲望の世界線が待っている。
「おい、サムハラ!
今日の深夜2時に女連れて行くから
Bar開けて待っとけ。」
破天荒な社長
愛人は3人
だが、人に熱い一面があり、自然と周りに集まってくる人
「もっと自分磨きして、
ガンガン経験人数増やしたるわ!!」
とがむしゃらにマッチングアプリに
呑めりこんで行きます。
全ては
〜〜〜〜〜〜〜〜
♢理想の女性と付き合うため
♢理想の女性を口説き落とすため
♢自分の承認欲求を満たし、自信をつけるため
〜〜〜〜〜〜〜〜
この時の僕は
負の感情をモチベーションにして
「とにかく経験人数を増やそう!」
「どうやったら可愛い子と遊べるか?」
って事ばかりを
四六時中考えてました。
タップル以外にも
Tinderやペアーズも
並行してやっていきました。
路上で女の子に声をかける
ストリートナンパは
とてもじゃないけど
臆病な僕には出来なかったので
とにかく
マッチングアプリにだけ集中し
がむしゃらにやりました。
しかし
当時の大学は
地方でかなりの田舎だったので
女の子の母数がそもそも少なく
マッチする女の子は
既に見た事ある子ばかり。
新規登録者なんて
ほぼいません。
「ダメだ、ここの環境は場所が悪いし
全然、成長できない、、、」
そう思った僕は
大学を卒業してから
東京へ上京します。
これも全て
もっと可愛い子を抱いたり
可愛い子と付き合うため。
周りから見たら
上京するのかよw
と鼻で笑われるかもしれませんが
僕が抱えてた
女性に対するコンプレックスは
それほどまでに
自分を突き動かしました。
ここで妥協してしまったら
一生幸せになれない
とまで感じてました。
そして
上京してからの僕は
時間さえあれば、
複数のマッチングアプリで
女の子とデートの予定を組み
休日はもちろん
平日の夜もアポを組んで
女性経験を積み重ねます。
こうやって
四六時中、恋愛のことを考えた結果
大体、1週間に2〜3人の女の子とデートをし
3ヶ月経つ頃には
可愛くはないが
ブサイクでもないフツーの女の子
だと、ある程度
口説けるようになってきました。
しかし
「うおぉっ!可愛い!!
こういう子と付き合いたい!!」
と心躍るような女の子とは
マッチしないし
たまに
ラッキーパンチでマッチしても
メッセージを無視されて
会うことも出来ず、、、
しかし、
僕は諦めません。
マッチングアプリの情報商材に
5万円くらい自己投資して
貪欲に学んでいきます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
♢女子ウケがいいプロフ写真
♢可愛い子に響くファッション
♢マッチしてから抱くまでの流れ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これらを学んだ僕は
マッチ数も何倍に増えて
何十人とデートしまくりました。
口説いて抱ける人数も
徐々に増えて
ある程度、可愛い子とも
マッチするようになりました。
しかし
マッチできるようになったからと言って
実際に、女の子を口説けるか
っていうのは別の話。
「スザク君ってなんか男らしくないよね〜!」
「スザク君は優しくていい人だけど
付き合うってのは、また別なんだよねー」
「スザク君は”真面目!”って感じww」
●
●
●
このように
女の子たちからの容赦ない
「お前は男として見れない」
認定の言葉が、僕を襲ってきます。
でも、立ち止まれません。
ここでくじけてる暇はありません。
なぜなら、
ここで諦めてしまったら
死にたくなるくらい
自分のことが大っっっ嫌いになるからです。
ここで諦めたら
あの時、
イケイケカップルにバカにされた言葉が
一生しこりになって
ずっと脳裏にチラつくでしょう。
その言葉を思い出すたびに
惨めな感情で胸いっぱいになり
自己肯定感が下がりました。
それなら死んだ方がマシです。
でも、そうはなりたくはないから
僕は諦めませんでした。
そんな時、僕は
【ナンパ界隈に出会います】。
続く↓
