このレポートは
僕が20歳まで童貞だった非モテから
マチアプで美女をゲットしまくる男になるまでの
『下克上エピソード』です。
<前回のあらすじ>
写真を登録し、軽い気持ちで始めたマッチングアプリ。初めてのマッチ、初めてのデート、そして告白成功。――20年彼女がいなかった俺に訪れた、人生初の彼女。胸を張れるはずのその恋は、水族館で出会ったイケイケカップルの嘲笑で揺らぎ始める。静寂に響いた「冴えないカップル」という声。怒りと同時に湧いたのは、拭えない自己否定だった。かわいくないと思ってしまった彼女への感情は冷め、やがて別れへと繋がる。甘酸っぱくも苦い初恋は、俺に「本当に欲しかったものは何か」を突きつけてくるのだった。
【前回までの記事↓】



人として最低の修行
それからの僕は
イケイケカップルに
思いっきりバカにされた悔しい思い出を
ガソリンにして
「クソっっ!!
絶対にあのレベル以上の女の子と
付き合ってやるわ!!!」
「もっと自分磨きして、
ガンガン経験人数増やしたるわ!!」
とがむしゃらにマッチングアプリに
呑めりこんだ。
全ては
〜〜〜〜〜〜〜〜
♢理想の女性と付き合うため
♢理想の女性を口説き落とすため
♢自分の承認欲求を満たし、自信をつけるため
〜〜〜〜〜〜〜〜
この時の僕は
負の感情をモチベーションにして
「とにかく経験人数を増やそう!」
「どうやったら可愛い子と遊べるか?」
って事ばかりを
四六時中考えていた。
タップル以外にも
Tinderやペアーズも
並行してやったが、
住んでいる場所は完全に地方
女の子の母数がそもそも少なく
マッチする女の子は
既に見た事ある子ばかり。
新規登録者なんて
ほぼいない。
「ダメだ、ここの環境は場所が悪いし
全然、成長できない、、、」
そう思った僕は、
片道3時間かけて
福岡に週1で通い、
博多美人攻略を開始。
それとともに、
東京就職の準備を開始する。
これも全て
もっと可愛い子を抱いたり
可愛い子と付き合うため。
周りから見たら
上京するのかよw
と鼻で笑われるかもしれないが、
僕が抱えてた女性に対するコンプレックスは
それほどまでに
自分を突き動かした。
「ここで妥協してしまったら
一生幸せになれない。
やらずに後悔するなら
やって後悔したほうがましだ。」
この思いを胸に地方マチアプで奮闘した結果、
・福岡でフツメン女子を二股
・北九州の女の全おごりで宮崎旅行
・八王子に東京就活用の家を提供してくれる女を確保
・東京人擬態して、女の子のリストを100人獲得
・初めての3P
・初キャバ嬢をゲットして付き合う
・16人格の最強霊感女と付き合う
・人妻の家に誘われて初人妻体験
という、自分史上最高の結果を残す。
ちなみにこの時点で
界隈の知識は全くない。
意識したのは圧倒的数と慣れ。
勝率10%でも、100人と会えば10人持ち帰れる。
これを愚直にやり続けた。
女と出会うためにバイトして金をため
空いた時間で女とデートをする。
この日々の繰り返し。
これを話すと
「気合入ってますね」
とよく言われていたが、
僕からすれば
”それしか方法がなかった”
のだ
なぜなら、俺は、
非モテ陰キャ時代は
1日3人としか話したりしていない。
つまり、人生単位での会話母数が
クラスの陽キャたちよりも圧倒的に少ないのだ。
これはセンスを養う上で
非常に致命的である。
1日10人とコミュニケーションする男と
1日1人しかコミュニケーションをとらない男なら、
コミュ力の差は単純に10倍。
俺はこれを短い期間で補填しなければならない。
野球部が素振りをするように
陸上部が走りこむように
モテならコミュニケーションを
嫌でも積み重ねなければならない。
そこから逃げたら、モテるなんて不可能なのだ。
モテを学んでいない俺でも
それくらいのことはわかる。
だから、自分に自信が持てるぐらいの数はこなした。
その裏では
・メルパラで援交詐欺にあったり
・福岡タワー前でクリスマスに彼女に振られて屋台のおっちゃんに慰めてもらったり
・誕プレに下着を送るというキモムーブでブチ切れられたり
・人生初めての浮気をしてみたり
・ぼったくりバーに連れていかれそうになったり
という、ネガティブな経験もたくさんあった。
これらはまたタイミングがあれば
筆をとろうと思う。
こうして地方でのマチアプ修行は、
俺に数と経験の大切さを叩き込んでくれた。
成功もあれば失敗もあったが、
少なくとも
「逃げずに挑戦すれば結果は出る」
という感覚を得たのだ。
そして次に俺が求めたのは、
自分の市場価値を高め
自分の人生そのものを変える挑戦だった。
その舞台は東京。
上京して初めての仕事が
投資用不動産の営業。
全員戦争帰りの気合入った営業マンたち、
社長が”天災的”なゴリゴリブラックな会社だったが、
この会社に入ったことが、
俺の恋愛人生をモテる方向に大きく変える
ターニングポイントになった。
続く↓
