このレポートは
僕が20歳まで童貞だった非モテから
現役モデルの子と結婚するまでの
『下克上エピソード』です。
<前回のあらすじ>
20歳まで童貞だった僕は
大学に入学して彼女を作ろうと奮起する。
しかし、
大学の中では出会いが無いため
マッチングアプリ『タップル』を始める事に。
【前回までの記事↓】
初彼女ができた20歳
とりあえず自分の写真フォルダから
何枚か登録して
タップルを始めます。
「おっふ、みんな可愛えぇなぁ」
と思いながら
写真をスワイプしてた所
ピコンッ♪
と音がしました。
初めてマッチした瞬間です。
その後、
拙いながらもメッセージのやり取りをして
トントン拍子で
その週の土曜日の夕方に
カフェで会うことになりました。
ただ、ここで
怖くなってきます。
というのも
先週見たマッチングアプリの記事で
「アプリに蔓延する詐欺女!」
みたいな特集記事を
見かけたからです。
マッチングアプリ自体が
人生初めてで、
人見知りな僕からしたら、
「え??こんな簡単に
女の子とデートなんて出来るの?
だって、俺
20年彼女いない童貞なんだぞ??」
と警戒心があって
”変な壺とか勧められたらどうしよう?、、、”
なんて思ってました。
そんなこんなで当日。
待ち合わせ場所に行くと
ごくフツーの女の子がたってました。
正直、もう
何を話したか覚えてませんが、
「初めてこんなに
女の子と楽しく話せた!」
ってくらい
色々と話しました。
今思うと、女の子からの
食いつきは悪くなかったので
フツーにその日の内に抱けたなぁ
と思いますが、
当時の僕は童貞だったので
「いやいや、初対面の女の子と
1回目のデートでS○Xするのはありえない!」
「女の子と付き合うには
3回デートして告白するもんでしょ!」
と思ってた僕は
そんな野暮なことはしません。
その後、
2回ほどデートを重ねて
僕から告白して
無事付き合う事ができます。
そうして
人生初彼女が出来ました。
まさか
マッチングアプリで
しかも
自分なんかが彼女が出来るなんて
1mmも思ってなかったので
とても嬉しかったし
自分のことを心の底から
褒めてあげました。
何をやっても上手くいかず
女の子からも好かれないし
彼女なんて出来る訳が無い、、、
と思ってた僕に
彼女が出来たんですから!
自分史上、ぶっちぎり1位の
ビッグイベントです。
しかし
こんな幸せ絶頂の僕に
まさか
1週間後、あんな悲劇が起きるとは、、、
イケイケカップルから罵られる
その日は、彼女と
人生初めてのデートで
水族館に行きました。
僕は人生初彼女と
水族館デートということで
とてもウキウキしてました。
もう、テンションが上がり過ぎて
前日、ほぼ寝れなかったくらいです笑
「彼女と水族館って
まさにデートじゃん!」
とワクワクが止まりませんでした。
「デートの途中、暗い所に行って
隠れてこっそりキスでもしたいな〜」
こんな風に浮かれた気持ちを
胸に抱えて
水族館に向かいます。
その日は、平日という事もあり
水族館内はガラガラで
「家族連れ」
「カップル数組」
しかいませんでした。
トイレから戻ってくる時
ふと、イケイケカップルが目に留まります。
(写真はイメージ)
彼女側は
「金髪」
「高身長」
「スレンダーな体型」
とかなりの美人。
「うぉ〜、彼女の方、超美人、、、
僕も将来は
あんなキレイな女の子と結婚したいな〜」
「でも、彼氏側は
そんなイケメンでもないのに
なんで付き合ってるんだろう?」
「彼氏の方はイケイケのヤンキー感あって
一番苦手だなぁ、、、」
ボーッとその子のことを見ていると
そのギャル彼女と目が合いました。
見惚れれた僕は
慌てて目を逸らしましたが
なんとなく
その子が蔑んでいるような目を
してた気がします。
「いや、気のせいだろう、、、
とにかく彼女とのデートに収集しよう!」
と気持ちを切り替えて
彼女の元へ戻ります。
デート自体は
すごく楽しかったです。
手を繋いで
展示コーナーを回り
ソフトクリームを買って
食べさせ合いっこもしました。
キスは恥ずかしくて出来なかったけど
とても楽しい時間でした。
なんと平和なデートなのか、、、
しかし
この幸せなひと時は
先ほどのイケイケカップルの手で
終わりを迎えます。
今度は、彼女がトイレに行ったので
出口の近くで待ってました。
すると
先ほど見かけた
イケイケカップルが近くにいたので
(あぁ〜、やっぱ
あの子かわいいなぁ、、、)
とチラ見してたら
彼氏と目があってしまいます。
そして
彼氏が僕の方を見ながら
ギャル彼女にこんな話を、、、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
🙍♂️おい、さっきの冴えないカップル見たか?
あれやばかったよなw
俺、あんな女とデートしたくねぇwww
🙍♀️それな!
彼女もだけど、彼氏の方も
冴えてなかったよね!
まぁ、お似合いって感じw
🙍♂️おいおいw
そんなこと言ってやるなよww
可哀想だろ!www
🙍♀️いやいや、それ自分が言うなしwww
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
距離にしては10m。
しかし
水族館の中は静かで
このディスられた会話は
はっきりと聞こえました。
最初聞いた時は
彼らが何を言ってるのか理解できず
僕の脳みそはフリーズ。
ですが
彼氏が僕を、ゴミを見るかのような
目で見下してきたので
徐々に現実を受け止めます。
せっかく
水族館デートで
楽しい時間を過ごしていたのに、、、
自分と彼女のことをバカにされて
死ぬほど腹が立ちました。
だけど、、、
それと同時に
どこか納得してしまったんです。
「やっぱ、彼女可愛くないよな。
てか、俺もイケてないし
ダサいし、キモい、、よな、、、」
確かに、当時付き合ってた
人生初の彼女は
失礼ですが、当時の僕も
可愛いとは思ってませんでした。
・彼女欲しかったし〜
・童貞も卒業したいし〜
・性格も悪くないし〜
と思って
”とりあえず彼女が欲しい”
と邪な気持ちで
付き合ったのが事実。
ただ、一度心の中で認めた
自分の本音は
どうあがいても消せませんでした。
ずっと頭の中から
剥がれ落ちないのです。
その結果、
元カノに対す気持ちも
どんどん冷めていって
僕は彼女と別れてしまいます。
続く↓